観葉植物、3回枯らしました。その失敗談から始めます
フリーランスになって在宅時間が一気に増えたとき、「部屋をもう少しいい感じにしたいな」と思うようになりました。
オフィスには毎日行かなくてもよくなった代わりに、自分の部屋で仕事をする時間が長くなった。そうなると、作業環境がモチベーションに直結するんですよね。自分の部屋がちょっとでも居心地よくなれば、仕事も捗るんじゃないかと。
そこで最初に手を出したのが観葉植物でした。ホームセンターで「なんかおしゃれそう」という理由だけで選んだ植物を買って帰り、窓際に置いてみた。
……1ヶ月後には枯れていました。
「水をやりすぎたのかな」と思って次の植物を買い、今度は水を控えめに。また枯れました。3回目は「日当たりが悪いのかな」と置く場所を変えて……やっぱり枯れました。
3回連続で枯らして、「俺には植物は無理なのかもしれない」と本気で思いました。でも、諦めきれなくて調べ直したら、枯れた原因が全部明確にわかったんです。そこから選び方と育て方を根本から変えて、今では3年間、元気に育てています。
初心者が枯らす本当の原因
私が3回枯らした理由を振り返ると、全部同じ問題でした。
「見た目で植物を選んでいた」
これに尽きます。
「見た目がおしゃれ」「雰囲気がいい」という理由だけで選ぶと、その植物が「自分の部屋の環境に合っているか」という観点が抜け落ちます。
植物を育てるうえで最重要なのは「日当たり」と「水やりの難易度」です。この2点を自分の部屋の環境に合わせて選ばないと、どんな植物でも枯れます。
私の部屋は北向きで日当たりがあまりよくない。それなのに「日光が必要な植物」を買っていたので、必然的に枯れていたんです。
私が実際に3年間育てて「枯れなかった」おすすめ植物3選
ここからは、私が実際に育てて「これは初心者でも大丈夫」と自信を持っておすすめできる植物をご紹介します。
① ポトス:初心者に最強すぎる植物
最初に「これを買えばよかった」と一番後悔したのがポトスです。
ポトスは本当に強い。日当たりが悪くても育つ、水やりを忘れても割と平気、多少の温度変化にも耐える。「観葉植物を枯らしがちな人」に向けた植物として作られたんじゃないかと思うくらいです。
私の部屋(北向き・日照時間が少ない)でも、特に問題なく3年間育っています。葉がつるのように伸びるので、棚の上に置いてたらしておくとおしゃれに見えます。
水やりの目安: 土の表面が乾いてから2〜3日後に水をたっぷり。受け皿に水が溜まったらすぐに捨てるのが重要です(根腐れ防止)。
注意点: 成長が早いので、伸びすぎたつるをどこかで切る必要があります。切ったつるを水に挿しておくと根が出て、別の鉢で育てることもできます(これが結構楽しい)。
② サンスベリア(トラノオ):水やりを忘れがちな人向け
「植物を枯らす理由ナンバーワン」は実は水のやりすぎです。
サンスベリアは乾燥に非常に強く、水やりの頻度が少なくて済む植物です。私の場合、夏は月に2〜3回、冬は月に1回程度しか水をやっていません。それでも全然元気です。
仕事が忙しくて水やりを忘れがち、旅行や出張で数日家を空けることがある、という方には特におすすめです。
見た目もスッキリとした直線的なフォルムで、インテリアに馴染みやすい。デスク脇に1本置くだけで、仕事スペースが一気に洗練された印象になります。
水やりの目安: 春〜秋は土が完全に乾いてから1週間後、冬はほぼ断水でOK(月1回程度)。
注意点: 過湿に弱いので、根腐れには注意。受け皿に水が溜まったらすぐ捨てること。冬の寒さ(5℃以下)に弱いので、窓際から少し離した場所に置くといいです。
③ ガジュマル:生命力の強さに感動できる植物
ガジュマルは「多幸の木」とも呼ばれる植物で、独特の根の形がおしゃれです。
他の2種類と比べると少し水やりの頻度が高く、日光も少し必要なのですが、その分「育てている」感覚が味わえます。季節によって葉の色が変わったり、新芽が出てきたりと、変化を観察する楽しみがあります。
私は書斎(南向きの窓際)に置いています。ポトスとサンスベリアで自信がついてから挑戦したのですが、こちらも順調に育っています。
水やりの目安: 土の表面が乾いたらたっぷり。春〜夏は週1〜2回、秋〜冬は週1回程度。
注意点: 直射日光には弱いので、カーテン越しの明るい場所がベスト。葉が黄色くなってきたら水のやりすぎか日光不足のサインです。
3年間育ててわかった「共通の育て方のコツ」
植物の種類は違っても、元気に育てるための共通点があります。
① 「受け皿の水」はすぐに捨てる
水やり後に受け皿に水が溜まったまま放置すると、根腐れを起こして枯れます。これが初心者の最も多い失敗です。私も最初の2回はこれで枯らしました。水をやったら必ず受け皿をチェックして、溜まっていたら捨てる。これだけで生存率が格段に上がります。
② 季節によって水やりの頻度を変える
夏は蒸発が早いので水やりの頻度を上げ、冬は植物の成長が鈍るので頻度を下げます。「毎週水曜日に水をやる」という固定ルールではなく、「土の状態を見て判断する」ことが大事です。
③ 葉についたほこりを拭く
これは見落としがちなケアですが、葉にほこりが積もると光合成の効率が下がります。月に1回くらい、濡らした柔らかい布で葉を優しく拭いてあげるだけで、植物の状態が良くなります。葉っぱがツヤツヤして見た目もきれいになるので、一石二鳥です。
在宅ワーカーとして、植物を置いてよかったと思うこと
正直、「植物が部屋にあると仕事が捗る」かどうかは分かりません笑
ただ、確実に良かったと思うことがあります。
部屋の雰囲気が変わった 作業スペースに緑があるだけで、なんとなく落ち着く感じがあります。特に在宅ワークで一日中同じ空間にいるときに、植物があると「生きているものがある」という安心感みたいなものがあります(ちょっとオーバーかもしれませんが)。
小さな達成感がある 「ちゃんと育っている」という事実が、地味に嬉しいです。仕事でうまくいかないことがあった日も、植物が元気でいると少し気持ちが楽になります。
来客時の話題になる 打ち合わせに来た人が「いい植物ですね」と言ってくれることが何度かありました。観葉植物は会話のきっかけになりやすいです。
まとめ:まず「ポトス」から始めてください
3回枯らした経験からお伝えします。
初心者の方にまずおすすめしたいのはポトスの一択です。育てやすさ、見た目のよさ、コスパ(ホームセンターで500〜1,000円程度で買えます)、すべてにおいて初心者向けです。
ポトスで自信がついたら、次はサンスベリアやガジュマルに挑戦してみてください。植物を育てる楽しさは、枯らして失敗しながらじゃないと分からない部分も正直あります。失敗を恐れず、まず一鉢試してみることをおすすめします。

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